こんにちは。よしこです!
お米を研ぐのにザルとか使わないで炊飯器のカマに入れて洗っていました(笑)
ところが最近炊飯器を買い替えたので、カマが劣化しないように、ザルに入れてお米を研いでいますが、慣れていないせいか面倒くさい。
その点、無洗米ならザルも必要なくて簡単ですよね。
無洗米は洗うべき?
「無洗米」という名前の通り、洗う必要はありません。
でも、無洗米に水を注いだときに、水が白く濁って驚いたことありませんか?
私は、初めて無洗米を使ったときびっくりしました。
「こんなに白く濁るなら、洗わなくちゃいけないのでは?」と思いました。
ところが実際は、あの白く濁ったものはお米のでんぷん質と気泡によるものらしいです。
旨味成分なので、研いだら失われてしまうものだったんですね。
「わかっていても気になる」という場合は、水を注いでやさしくかきまぜて、表面に浮いてきた不純物だけを取り除きましょう。
無洗米と普通精米は水の量は違うの?
一般的には、普通精米:水=1:1.2となっています。
普通精米1合(150g)に対して、水200㏄と言うことです。
無洗米の場合は、無洗米:水=1:1.4~1.5になります。
無洗米1合(150g)に対して、水約225ccです。
1合で、大さじ1~2杯多めにいれましょう。
多めに入れる理由は?
通常に精米しただけでは「肌ヌカ」というものが残った状態になっているので、お米を炊く前に研いでから炊きます。
無洗米とは、すでに「肌ヌカ」が取り除かれた状態で売られているもののこと。
小さくてサラサラしているため、カップで測るときに普通のお米より多く入るんですね。
「ヌカが無い分、余計にお米が入るから、水の量も増やす」ということです。
炊くときは、夏場は30分以上、冬場は60分以上水に漬けてから炊きましょう。
無洗米のデメリットは?
【無洗米は通常のお米に比べると5~10%価格が高い】
実際はヌカが無い分、内容量が多いのであまり差はありませんが「同じ5kgなのに無洗米は高い」と感じるかもしれません。
【吸水に時間がかかる】
しっかり吸水させてから炊かないと、炊きあがりが固い感じになることも。
無洗米のメリットは?
【水道代が節約できる】
洗う必要が無いので、年間で約1660リットルの節約になります。
2リットルのペットボトルなら約830本です。
【環境にやさしい】
米のとぎ汁に含まれるリンや窒素は水質汚染の原因になり、汚染物質を処理するときにはCO2が発生します。
【おいしさが長持ちする】
肌ヌカには米を酸化させる脂肪分や酵素などが含まれています。
無洗米はそれらを取り除いてあるので劣化しにくく、通常米より長持ちさせることが可能です。
【量が少しだけ多い】
白米についている肌ヌカが取り除かれた状態のため、同じ5kgの米でも肌ヌカの分だけ(0.1~0.15kg)多く入って売られている計算になります。
無洗米の選び方は?
無洗米と言っても、白米、玄米、麦芽米などいろいろな種類の無洗米があります。
初めて購入するときは、迷いますよね。
そんなときは普段食べているブランド米の無洗米を選んでみるのが良いと思います。
普段コシヒカリの白米を食べているのでしたらコシヒカリの無洗米を購入してみるという意味です。
5kgで2000円以上するものから1500円以下で売られているものもあります。
先日、ドラッグストアで5kg、1480円で売られていた無洗米がありました。
チラシに載ってた目玉商品だったみたいですが、お米を買うタイミングじゃなかったので買いませんでしたが、残り少なかったら買ってたかもしれません(笑)
ただし、あまり安い無洗米を選ぶと、お米の粒が小さかったり、お米が割れていたりしていることがあります。
白米として商品にすることができなかった「くず米」と言われるものを無洗米として販売していることもまれにあるそうなので注意しましょう。
米袋の裏面の精米業者をしっかり確認するのが良さそうですね。



いかがでしたでしょうか?
無洗米っておいしくないという勝手なイメージをもっていましたが、そんなことはないんですね。
時短になるし、水道代節約、環境にも優しく白米と価格の差もあまりないということで、むしろ良いことのほうが多いように思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!