お風呂や洗面所にいつの間にか発生してるピンクカビ。
ピンクでぬめぬめしたアレのことですね。
赤カビとも言われていますが、実はカビではなく「ロドトルラ」と呼ばれる酵母菌の一種。
高温多湿の場所を好み、水回りに繁殖します。
お風呂のピンクカビの落とし方!
ピンクカビは、ストレス耐性が強くて特有の膜構造で洗剤や乾燥に強い菌です。
ピンクカビは見た目は悪いですが、人体に悪影響を与えたり、材質をそこねたりするようなことはありませんがピンクカビを栄養にして黒カビが発生するので見つけたらキレイにしておいたほうが良いです。
発生したばかりなら簡単に取れる
「ピンクカビができてる」と気付いたら、雑巾やスポンジ等でこするだけで簡単に取り除くことができます。
ピンクカビの「ロドトルラ」の最大の特徴は繁殖力の速さです。
黒カビの場合は、群生して姿を現すのに最低でも5日~1週間程度かかりますが。ピンクカビは2~3日で急速に群生します。
しつこいピンクカビの場合
中性洗剤ではしみついた色素は取りづらいです。
ハイターやカビキラー等の殺菌漂白剤を吹きかけて30分程度放置してからスポンジやナイロンたわし等でよくこすり落とします。
落とし切れずに菌が残ったままになっていると、また発生してしまうのでしっかり落としましょう。
ピンクカビの予防方法
「ロドトルラ」と呼ばれる菌の特徴は
- 水分がある場所が好き
- 水だけでも発生する
- 繁殖能力が高い
空気中にも存在してますが水のある場所だけに発生します。
なので「お風呂」「キッチン」「トイレ」「洗面所」などですね。
シャンプーラックやハンドソープボトルの裏側(底)などに発生してることってありますよね。
予防方法
「水気を残さないようにする」これに尽きますね。
水分が無ければ発生することはありませんからね。
こまめに掃除して除菌するのが良いです。
お風呂から上がったらタオル等で壁や床面、椅子、桶等の水分を拭きとっておくのが理想です。
「ロドトルラ」は20℃~30℃の温度環境を好んで繁殖するので冷たい水を壁全体にかけて温度を下げるのも良いです。
また、乾燥した状態では繁殖しにくいので24時間換気のスイッチを入れておくことも効果的です。
タオルで水分を拭きとるのは面倒だということならクエン酸液を作ってピンクカビが発生しそうな場所に吹きかけておきましょう。
※クエン酸液とはスプレーボトルに水200ml:クエン酸小さじ1杯を溶かしたもの
まとめ
黒カビのように根を張るわけではないとはいえ、放置しておくとピンクカビをエサにして栗カビが発生するので、それは避けたいですよね。
ピンクカビのうちに退治してしまいましょう。