ホットケーキって美味しいですよね。
ガストのモーニングに行ったときは、必ずトーストをホットケーキに変更して注文します(笑)
ふわふわで美味しいけど、いざ自分が作るとなると、なかなかうまくいかないことってありませんか?
ホットケーキミックスがパサパサになる原因
パサパサになる原因は火力が強いことが多いです。
生地が重く表面だけ先に火が通ってしまい、全体に熱が伝わる頃にはパサパサになってしまいます。
ふわふわにしたい場合は卵白をメレンゲに泡立て、半量をホットケーキミックス・飲むヨーグルト・卵黄と混ぜ合わせ、残りのメレンゲ半量を焼く直前に数回混ぜ合わせて焼くやり方で簡単にふわふわになります。
多少ムラのある混ぜ合わせでも大丈夫。
混ぜ過ぎないのがポイントです。
また、卵白をメレンゲにすることで弱火でも熱が伝わりやすくなります。
ホットケーキミックスをしっとりさせる方法
市販のホットケーキミックスの作り方説明の欄には水または牛乳200mlなどと記載されている場合が多いですが、飲むヨーグルトに置き換えるとパサパサになりません。
食べた際にもヨーグルトの味や酸味は一切感じない仕上がりになるのでお勧めです。
もし飲むヨーグルトが無い場合はマヨネーズを大さじ1入れて油分を足してあげることでもパサパサを抑えてくれます。
ホットケーキミックスが膨らまないとき
厚みのあるふわふわなホットケーキにする方法。
まず卵白は必ずメレンゲに状態にすることです。
メレンゲは出来るだけ固くキメ細かい状態が理想です。
ハンドミキサー等でツノが立つ程度までメレンゲ状にしたあと、手混ぜで空気を入れるように混ぜると固めにメレンゲにしやすいです。
ハンドミキサーに強弱の変更が出来る場合は最後の仕上げに低速モードにするといいです。
卵白が少し凍るくらいに冷やしてからメレンゲ加工する、キメ細かくなってきた頃の最後の仕上げに大さじ1のお砂糖を入れるのもおすすめです。
キメの細かいメレンゲが出来たらあとは焼き方の工夫で厚みを出すことが出来ます。
弱火でゆっくり熱を入れ、プツプツとした気泡が生地の端まで出てくるころ裏返しますが、裏返す直前で一工夫入れます。
すでに気泡が無数に出ている状態の生地の上に追加の生地を足します。
この生地を足す際にスプーン(慣れてる人はお玉でOK)などでドーナッツ状に生地を足します。
ひっくり返した際に多少潰れること前提で生地の少し内側に少し盛るイメージで足し生地をしてください。
卵白をメレンゲ状にしている生地なので生地が流れてしまうことはないと思います。
ドーナッツ状に足し生地をした状態でひっくり返すと、足した生地が柱になるようなイメージでホットケーキがぐぐっと厚みがでて膨らみます。
あとは通常の焼き方と同様、ひっくり返したら蓋をして蒸し焼きにします。
ホットケーキミックスの焼き加減はどう確認するの?
弱火でゆっくり熱を入れるのがポイント。
フライパンのコーティングがしっかりしているなら油はひかない方がムラなく熱が伝わりますし、焼き目も美しくなります。
油をひく場合は必ずキッチンペーパーなどで薄く広げることを忘れずに。
油が水滴のように残っていると熱の伝わり方にムラが発生してしまいます。
弱火で余熱したフライパンに生地を流し入れ、蓋をせずに待ちます。
数分すると生地中央の熱の伝わりやすい部分からプツプツと気泡が発生します。
円形に生地を流し入れた際に、生地の端3センチ程度の箇所までプツプツが出始めたら裏返しの合図です。
裏返したら今度は蓋をして焼きます。
裏返し後に蓋をすることで無駄な水分の蒸発を抑え、ふっくら柔らかい状態で熱を入れることが可能になります。
ホットケーキミックスが焼けたかわからないときは
返した後の焼き終わりが分かりづらい場合、最初の面の火入れで端まで気泡が発生した状態になるまで低温加熱をしているのでほぼ7割型加熱出来ています。
そのためひっくり返した後の火入れは最初の面の半分程度加熱で十分です。
また、ひっくり返したあとは蓋をして蒸し焼きにしているので足し生地をしていても短時間で十分熱が入ります。
フライ返しなどで少し焼き加減を確認し、綺麗な焼き目が付いていれば十分。
キツネ色になる程度に焼き目を入れると見目も良いですしふんわり、表面は少しパリッとして美味しいと思います。
それでも焼き加減が不安な場合はパウンドケーキやカップケーキの焼き加減の確認方法と同じです。
楊枝や串などを刺し、ベトッとした生地が付いてこなければ大丈夫。
ドーナッツ状の足し生地をした場合はその足した生地がある場所を刺して確認してみてください。
焼き過ぎるとどんどん水分が飛んでパサパサになってしまいます。
ひっくり返した後は1分程度で確認するようにしましょう。
ホットケーキミックスを焼いたあと
ホットケーキは温かいうちに食べましょう。
ホットケーキの熱で固形のバターがどんどん溶けていく状態が一番おいしい状態です。
ホットプレートなどで焼く際は食べるまで低温で保温しながら、食べるまでに時間が経ってしまうとパサパサになってしまうのでご注意ください。
もしすべて食べずに一部保存する場合は、一番食べごろの状態で火を止めホットプレートやフライパンからおろし粗熱をとります。
アルミホイルに1枚ずつ包み、ジップロックに入れ、金属バッド等に入れて冷凍庫へ保存してください。
金属バッドに置くことで冷気が早くつたわり急速冷凍になります。
完全に冷めてから包むと固くなってしまうので注意してください。


いかがでしたか?
メレンゲって結構簡単に出来ますよね。
ボールの中で丸くかき混ぜるのではなく「一の字」を書くように混ぜると良いということを知ってから、得意になりました(笑)
ハンドミキサー出すの面倒なときはこの方法でメレンゲ作りましょうw
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!