こんにちは。よしこです!
めんつゆで味付けするときもありますが、たいてい料理酒とみりんで味付けしてます。
料理酒とみりんは、味付けの「さしすせそ」に入ってませんが、いつ入れたら良いんでしょうか。
料理酒とみりんの原料
料理酒(日本酒)の主原料はうるち米。
みりんの主原料は餅米です。
料理酒もみりんも料理を作るのに良く使う調味料ですよね。
レシピに「酒」と書かれている場合は料理酒ではなく酒を入れる という意味だそうですよ。
私は、料理に使う酒は全部料理酒のことだと、勝手に解釈して料理酒を使っていました。
酒と料理酒の違いってなに?
料理酒は、日本酒に2~3%の塩分を加えて飲用には向かないように処理された「加塩料理酒 」のこと。
清酒は表面を削った米を使って作られますが、料理酒を作る場合のお米はあまり削りません。
より多く削った米を使って作った日本酒は雑味がなくなり吟醸や大吟醸と言われる高級なお酒になります。
なので、料理酒は雑味がありますが、削っていない分、旨味成分が削られず残っているということなんですね。
料理酒は塩分が入っているので、レシピに酒と書いてあるのに料理酒を使うと塩辛くなる可能性がありますね。
酒とみりんの効果
<酒の効果>
- 肉や魚など食材の臭いを消す
- 食材を柔らかくする
- うま味が加わる
- 風味が豊かになる
- 調理の仕上がりが早くなる
<みりんの効果 >
- 肉や魚など食材の臭いを消す
- まろやかで上品な甘みを出してくれる
- テリやツヤを出して、光沢をもたらしてくれる
- 荷崩れ防止
- 味がしみやすく深いコクと旨みが出る
酒と料理酒が違うように本みりんとみりん風調味料も違います。
本みりんはアルコール分が12.5~14.5度 糖分は約45%
みりん風調味料:アルコールが1%未満、糖分は約60%
原料はブドウ糖や水あめなどの糖類・米・米麹・うまみ調味料・香料など。
本みりん
アルコールを含んでいるため、マリネ、和え物などの加熱しないお料理に使用する場合は、「煮切」と言ってアルコールを飛ばす必要があります。
みりん風調味料
アルコール分をあまり含んでいないので、ドレッシングなど加熱しない料理に使う場合、煮切する必要はありません。
照り焼きなどのツヤを出したい料理のときは、糖度の高いみりん風調味料が向いています。
入れるタイミング
料理をするときの調味料を入れる順番は
- さ:砂糖
- し:塩
- す:酢
- せ:しょうゆ
- そ:味噌
と教えられてきましたよね。
でも、これって酒とみりんは無視されてます。
酒も本みりんもアルコールが入っています。
酒とみりんは食材の臭みを取って、味を染み込みやすくしてくれるので最初に入れましょう。
みりん風調味料は、照りや風味を出してくれるので最後に入れましょう。
- さ:酒
- ほ:本みりん
- さ:砂糖
- し:塩
- す:酢
- せ:しょうゆ
- そ:みそ
- み:みりん風調味料
という順番です。
「さしすせそ」と違って覚えにくいですね(笑)
「入れるタイミングが違う」というのは、本みりんとみりん風調味料の違いでした。
どの料理でも酒と本みりんは同じタイミングで良いんですね。
良かった。今まで通りでやっていきます(笑)
でも我が家には酒を飲む人がいないので、常備してないんですよね。
レシピに「酒」と書かれてたら困りますねw
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。