こんにちは。よしこです!
シソと大葉の違い
実はシソと大葉は同じ野菜のことなのです。
「シソ」というのは、シソ科シソ属に分類される植物全般のことで、一般的には赤じそと青じそのことを指しています。
- 「シソ」主に赤紫蘇と青紫蘇のこと
- 「大葉」青紫蘇を葉の形状のまま香味野菜として使用する場合の呼び方
シソの種類
【ちりめんシソ】
しその元祖。葉の表、裏ともに赤く、少し縮れています。
【ちりめん青じそ】
葉の表、裏ともに青く、葉は縮れています。
【赤シソ】
現在では、”シソ”というと、この赤シソを示す場合が多いです。
葉の表、裏ともに赤いく、葉は縮れていない。
【青じそ】
葉の表、裏ともに青(緑)く、葉に縮れはない
大葉と呼べるのはこの青じそだけ。爽快な香りが強い。
【まだらシソ】
葉の表が青(緑)、裏が赤で葉に縮れはない。
【片面シソ(かためんじそ)】
葉の表が青(緑)、裏が赤。葉は縮れている場合がある。
シソの栄養と効能
栄養
特に、β-カロテン・カルシウム・ビタミンB群のうちB1、B2、B6、ビタミンC、E、Kも多く、ナイアシンも含みます。
鉄分、カリウム、マグネシウム、亜鉛など。
香り成分にはペリルアルデヒド(しそアルデヒド)、ロズマリン酸、ルテオリン、α-リノレン酸なども含まれています。
シソの効能
【アレルギー抑制】
アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー症状を緩和。
【殺菌効果と食欲増進】
ペリルアルデヒド(シソアルデヒド)は、強い抗菌作用・防腐効果があります。
【食欲増進】
消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させて胃の調子を整えてくれます。
【ガンの抑制】
βカロチンは体内でビタミンAに変わり、抵抗力も強くしてくれます。
抗酸化作用もあり癌予防や老化予防にも効果が期待できます。
【貧血予防】
鉄分が多く、鉄の吸収を助けるビタミンCも多く含んでいるため貧血予防に有効です。
【ダイエット】
カロリーが低い上に栄養価が高いので、ダイエット食には最適です。
水分代謝を良くするはたらきもあるので、水太りの解消にも効果があります。
【精神安定作用】
カルシウムは、精神安定の作用もあります。
そのほかにも、血液サラサラ効果や消臭作用、血中のアルコール分解促進作用、腹痛、下痢、咳、リュウマチ 脚気、煙草のニコチンやタールをうすめる作用なども期待できます。
シソの調理方法
プランターで育てたシソを頂いたことがあります。
うれしいけど、一度にたくさん葉っぱができますよね。
シソは好きだけど、そんなに調理方法知りません。
- 肉巻きするときにシソも一緒に巻く
- ちくわに巻く
- 冷奴にかける
- サラダに入れる
これくらいしか思いつきません(笑)
こんな私のように料理のレパートリーが少なくて「困ってる」という方は「シソ茶」はいかがでしょうか?
シソ茶の作りかた
材料
- 青じそ10枚~20枚
- 水(しそ10枚なら1リットル)
作り方
- 青じそを洗って刻む
- 刻んだ青じそをティーパックに詰める
- やかんに水と、青じそを入れる
- 火にかける
※ 約10分~15分くらい煮出したら出来上がりです。
※ ティーパックが無い場合は、そのまま入れてもOK
煮だしたあと、こしましょう。
シソが2~3枚のときは、刻んだしそをティーポットに入れて熱湯を注いだ後、好みの濃さになるまで蒸らす。
シソ茶アレンジ
- 梅酢を入れる
- すり下ろした生姜を入れる
- はちみつを入れる
- 炭酸水と割る
- レモン水と割る
暑い季節は炭酸で割ってさっぱりと。
寒い季節は生姜やハチミツ入りが美味しそうですね。
赤しその場合は色がキレイだから「しそジュース」にすると、オシャレな感じですね。